BLOG 施工報告など
6.32021
アルミフェンダーの横ズリ凹み

本日のデントリペアご依頼は、メルセデス・ベンツ GLE のオーナー様。
左フロントフェンダーの先端付近に凹みがあるとのご相談です。

左フェンダーの先端、ヘッドライトのすぐ後ろという位置に、横向きの凹みが…
端から端まで11cmの横ズリ凹み。塗装傷はありませんが芯にしっかりスジのある凹みです ( ;∀;)
しかもこのフェンダーはアルミ製なので、リペアするにしても通常の鉄板とは少し勝手が違います。
この凹み、リペア難易度が高いので4時間くらいかかる大作業となってしまったのですが、何が難しいのかというと主に以下の3点。
①横ズリ凹み
・・・縦向きに比べ、横向きはリペア難易度の高い凹みに分類されます。
②アルミパネル
・・・通常の鉄板とは「粘り」や「弾性」「厚さ」などが異なるので、リペアの力加減も違います。適した工具があることはもちろん、アルミパネルは施工経験が豊富でないと難しいです。
③裏側には車体に取り付けるためのステーがあるためにリペアツールが真っすぐ入らない
・・・理想は凹みの裏から直角に押すこと。でも、ちょうど裏にステーやボルトがあって真裏にツールが入りませんでした。ということで今回はツールを寝かせて滑り込ませ、捻るような押し方でリペアすることに。
オーナー様とお喋りすることも忘れ、近年稀に見る集中力を発揮して(笑)コツコツ施工すること3時間超。
我ながら、キッチリ仕上がったと思います (‘◇’)ゞ


オーナー様からは
「期待以上の仕上がりで嬉しい!」
とのお言葉。もの凄い達成感 (^^)v
実は他店にて「これをきちんとリペアするのは難しい」と言われてしまっていたそうで、半ば諦めかけていたところ当店でリペアできたということで大変喜んで頂けました。
デントリペアで復元できれば、パテや再塗装を行わないので短時間(基本は即日)で施工完了。しかも板金塗装やパネル交換よりもグッとリーズナブルに修復できます。
ただし、デントリペアでは施工できない箇所やリペアできない凹み方もあるので、まずはお気軽にご相談下さい。
知ってて良かった、デントリペア♪
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