BLOG 施工報告など
8.152021
2打点のスターブレイク
本日のウィンドウリペアご依頼は、ホンダ アコードハイブリッド のオーナー様。
助手席の前あたりに飛び石ヒビとのご相談です。

石が当たった「衝撃点」を中心に放射状の線ヒビが伸びる「スター・ブレイク」と呼ばれるタイプ (>_<)
それにしても線ヒビの数が多いような・・・
状態を詳しく把握するために、ルーペで拡大して観察します。

中心部に白く砕けた衝撃点が2カ所!
なるほど、2打点の被害なので1打点のスターブレイクよりも線ヒビの数が多かったんですね… (*_*;
しかも左右にも上下にもヒビがかなり長く伸びていて、危険度の高いヒビと言えます。
一般的に、リペア可能なサイズは
「500円硬貨(直径約2.6cm)で隠れる程度まで」
と言われていますが、今回のヒビはその倍近くあります (-.-)
なぜ大きいヒビは「リペアできない」と言われるのか? その主な理由は、
●ヒビが長くなるほど先端まで樹脂を浸透させることが難しくなる
●こうしたヒビはリペア中に悪化してしまう(伸びてしまう)リスクが高い
といった点が挙げられます。
当店では今回のようなサイズのヒビでも可能な限り施工しますが、かなり慎重な施工が求められるとともに時間もかかります (^^;)
通常60分程で終了しますが、今回は90分程かかりました。


緊張する作業でしたが、悪化することなく無事にリペアできました (^^)/
これで強度が上がり、悪化するリスクは大幅に低減できていますので、「フロントガラス交換」せずにそのままお乗り頂けます。
見た目もだいぶ目立たなくなりましたので、この状態ならば車検に合格する可能性も高いです。
悪化してしまってからはリペアができなくなるので、被害に遭ってしまったらできるだけお早めにご連絡下さい (^^)
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