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助手席ドアの鋭い凹み

本日のデントリペアご依頼は、BMW X1 のオーナー様。

助手席ドアを開けた際にポールのようなものに当ててしまったというご相談です。

ドアの後端に近い位置に、大きく鋭い凹み。中心の「芯」の部分には塗装傷もある様子です (>_<)

このような硬い物で突いたような鋭い凹みを「シャープ・デント」と言います。

シャープデントの特徴は、その名の通り中心部が強い力で変形を受けて非常に鋭く凹んでいること。

金属には「加工硬化」という性質があり、強い力を受けて変形すると硬くなってしまうため、シャープデントは「芯」の部分まで真っ平らに戻すことは金属の性質上できません。したがって、上手くリペアできたとしても中心部の芯は「ポチッ」と残るケースがほとんどです。

また、鋭く凹んでいる先端は部分的に鉄板が延びて薄くなっているため、この面でもやはり゛まっさらな状態”に戻すことは難しいケースが多いです。

しかし、ほんの小さな痕跡が残ることを許容できるのであれば、塗装を塗り替えることなくかなり目立たない状態にできます。

今回も塗装傷がある中心部分に少し痕跡が残ってしまうと予想される凹みですが、できるだけ目立たない状態に仕上げるという目標で取りかかります (‘◇’)ゞ

1時間半程の施工で、このように仕上がりました (^^)/

上でお伝えした「芯が残る」というのは、この状態このとです。

鉄板が歪んでいた大きな凹みが解消し、かなり目立たない状態になっています。

デントリペアでは、すっかり元通りに復元されて全く分からなくなる凹みもありますし、今回のように僅かな痕跡が残る凹みもあります。また、場所によっては施工できない凹みもあります。

私が実際に拝見して、施工可能かどうか、どの程度の仕上がりになりそうか、といった点についてご説明差し上げますので、まずはお気軽にご相談下さい。

知ってて良かった、デントリペア♪

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