“凹みの芯”が残る凹み

本日のデントリペアご依頼は、トヨタ ヴェルファイア のオーナー様。

助手席ドアに凹みができてしまったとのご相談です。

ドアの中央やや下あたりに、かなり鋭く深い凹みです (>_<)

助手席ドアを開けた際にポールに当ててしまったとのこと。写真では分かりにくいかもしれませんが横向きの芯を持つ凹みです。

裏から押し出すためのツールアクセスは大丈夫そう。ただ、かなり強い力がかかっているようで“芯”が深いので、全体として面は平らになっても凹み中央の“芯”は残ってしまうことが予想されます。

また、平面部分がこれだけ凹んでいるということは鉄板が部分的に延びているので、できる限り歪みを残さないように意識して仕上げる必要があります。

はじめは窓枠からツールアクセスしてリペアを進めたものの細かい作業がしにくかったので、後半は内張りを外して施工することにしました。

作業を進めていくと、やはり“芯”が残ってしまうことが分かってきました。残ってしまうのであればできるだけ小さく、そして周りの歪みも消してできる限り目立たないように仕上げていきます。

なかなか難しいリペアでしたが、2時間半くらいの作業で完了しました。

 

近くでよく見ると横向きの“芯”があるのが分かりますが、凹みや歪みを消したので映り込む景色が歪まなくなり、少し離れて見ると分からない状態に仕上げることができました (^^)/

デントリペアでは、凹み方によって「痕跡なく全く元通りに戻る」ケースと「多少の痕跡が残る凹み痕跡が残る」ケースとがあります。施工前にある程度の予想はできるので、実際に拝見して詳しくお伝えしています。

さらに詳しい説明はこちらのページ→「この凹み、デントリペアで直る?」もご参照ください。

知ってて良かった、デントリペア♪

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