大きな放射状ヒビ

本日のウィンドウリペアご依頼は、メルセデスベンツ GLC のオーナー様。
助手席前に大きめなヒビ割れが発生しているとのご相談です。

放射状の線ヒビが長く伸びていて、全体として500円玉で収まらないサイズ感。これはかなり大きいです… (*_*;
上半分の放射状線ヒビを「スター・ブレイク」と呼びますが、中心部分から下は「パーシャル・ブレイク」という内部面割れを伴うヒビ割れの形状で、複数の割れ方が混在しているので今回のような場合は「コンビネーション・ブレイク」と呼びます。
名称は良いとして、リペア対応できるのか…??
う~む。。。
たぶん大丈夫です!
というか、施工しなければ
①悪化してさらに大きくなり「ガラス交換」
②悪化しなかったとしても車検時にNGなので「ガラス交換」
のどちらかになるので、リペアを試みる価値はあると思います。うまくリペアできればガラス交換を回避してこのまま乗り続けることができます。
リペアにかかる時間は通常60分程度、今回のように大きなヒビの場合はもう少し時間がかかります。


しっかり樹脂が入って硬化させ、強度が高まりました (^^)/
これで急な悪化リスクは大幅に低減。このまま通常通りお乗りいただけます。
今回は複雑な形状、というかヒビの数が多かったのでリペア後の痕跡も見えやすいですが、それでも透明になるのでかなり目立たなくなりました。
※どれくらいの痕跡が残るのかという点は元のヒビの形状によるのでケースバイケースです。
ウィンドウリペアについてはこちらのページ→「飛び石ヒビのリペア」もご参照ください。
飛び石ヒビは放置すると悪化して大きく伸びてしまうケースが珍しくありません。
当店では、複雑な形状のヒビでも、ガラスの端に近い位置のヒビでも、全体が硬貨やペットボトルの蓋で隠れる程度までのサイズであればほとんどのケースでリペア可能ですので、ヒビを見つけたらできるだけお早めにご連絡ください。
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