ルーフサイドピラーの深い凹み
本日のデントリペアご依頼は、スバル WRX S4 のオーナー様。
ルーフサイドピラーに凹みができてしまったというご相談です。

運転席ドアの上、ルーフとの間の「肩」の部分がルーフサイドピラーです。
深く大きく凹んでいることに加え、大きな凹みの周囲に小さな凹みが複数あって、全体的に面がウネウネして見えます ( ;∀;)
この場所は“裏から精密に押し出す”ということができない部位なので、表面から引き出す「プーリング」という方法でリペアを行います。
ただし、プーリングはその特性から、凹み方や塗装表面の状態、劣化具合などを見極めて慎重に施工する必要があります。強く引っ張りすぎたりすると塗装を傷めてしまったり塗装が剥がれてしまったりというリスクを伴いますので、そうした点もオーナー様へお伝えしたうえで相談しながら施工内容を決めます。
そういえば、YouTubeの動画の影響なのか、最近はお客様からかなりの割合で「引っ張って直すんですよね」「引っ張ればポンって直るんでしょ?」「これも引っ張って直せないんですか?」と言われます。
でも、私達のようなプーリングは第一選択肢ではありません。裏から押せるのであれば裏から押します。その方が精密に直せますし、塗装の状態にも左右されないのでリスクが低く、年式が経ったお車や傷のある凹みも直せます。芯がある鋭い凹み等もより良く復元できます。
したがって、まずはなんとか裏から押せないかと模索して、どうしても押せない位置の凹みの場合はプーリングで対応するという順序です。
今回は、裏から押せない部位であること、年式が新しいお車であること、凹みの塗装表面に傷が無いこと、鋭い凹みではないこと、などの要素から、プーリングで施工しました (‘◇’)ゞ


かなり目立たない状態まで復元できました (^^)/
複数の凹みがあったので、全部で1時間半くらいかかりました。
運転席の上なので乗り降りの際に毎回目に入ってしまって嫌だったというオーナー様も、これでもう気になることも無さそうですね!
デントリペアについて詳しくは、
・こちらのページ→「凹みを直す」
・こちらのページ→「デントリペアとは」
・こちらのページ→「この凹み、デントリペアで直る?」
もご参照ください。
デントリペアで対応できるかどうかは、凹みの形状や位置、裏側の構造、塗装の状態などによって左右されるため、施工可否判断は実物を見て確認する必要があります。
したがいまして、ご予約のうえご来店いただき確認する流れとなりますので、まずはお気軽にご連絡ください。
知ってて良かった、デントリペア♪






















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