こう見えて２打点ヒビです

本日のウィンドウリペアご依頼は、スズキ スペーシア のオーナー様。

フロントガラスの中央あたりにクッキリと花びらのように見えるヒビ割れが発生しています ( ;∀;)

このヒビ割れ、別の業者さんではNG判定だったとのことで当店へお越しいただいたのですが、なぜリペアできないと判断されたのかお分かりになりますでしょうか。

全体としてやや大きめサイズであることや、見えにくいですが横方向へ細い線ヒビが併発しているということもありますが、じつは石が当たった「衝撃点」が２ヶ所で、２つのヒビが重なっています（下図参照）。

こんなふうに、２層構造のヒビになっています。

確かになかなか難しい施工ですが大丈夫！工夫しながらリペアします (‘◇’)ゞ

　

↑ルーペで拡大しています

少々時間がかかったものの、このように樹脂で埋まりきちんと硬化させることができました。

これで急な悪化リスクが大幅に下がったことに加え、痕跡は残るものの見た目もかなり改善され、ガラス交換を回避することができました (^^)/

ぱっと見は単純なヒビにも見えても、よく見てみると複雑な形状になっている・・・ということも珍しくありません。したがって、安易にリペアキットでDIYというのは避け、専門店へご相談いただいた方が確実です。

※飛び石ヒビのリペアについて、詳しくはこちらのページ→「飛び石ヒビのリペア」もご参照ください。

当店では、複雑な形状でも縁に近い位置でも、全体が硬貨やペットボトルの蓋で隠れる程度までのサイズであればほとんどのケースでリペアできます。

悪化して大きく（長く）なってしまうとリペア不可なので、ヒビを発見したらできるだけお早めにご連絡ください。