小さいスター・ブレイク

本日のウィンドウリペアご依頼は、トヨタ スペイド のオーナー様。

放射状に線ヒビが発生しているとのご相談です。

全体のサイズは小さめですが、放射状の線ヒビが6本発生しています ( ;∀;)

こうした形状のヒビを「スター・ブレイク」と呼びますが、きちんと強度を高めるためには全てのヒビの先端までリペア樹脂を確実に浸透させる必要があるので、大きさの割に決して簡単なリペアではありません。

スター日レイクの右上にもう一つ白い点がありますが、これは表面が欠けただけでヒビを伴っていない「チッピング」。チッピングはそのまま放置しても大丈夫ですし、ご希望でしたらヒビと同時に埋めてしまうこともできます。

今回はヒビだけリペアを行うことになりました。

 

↑ルーペで拡大しています

きちんと樹脂が浸透するとガラス内部に発生していた空間(黒く見えていた部分)が無くなり、このような透明の痕跡に変わります。

これで強度が高まり急な悪化リスクは大幅に低減されました。この状態なら車検も大丈夫でしょう (^^)/

※飛び石ヒビのリペアについて詳しくは、こちらのページ→「飛び石ヒビのリペア」もご参照ください。

飛び石によるヒビは、全体が硬貨やペットボトルの蓋で隠れる程度までのサイズであればほとんどのケースでリペアできます。ヒビが発生した場合の対処方法としては「①リペア」か「②ガラス交換」という選択になりますが、ガラス交換をしてもまたいつ飛び石に当たってしまうか分からないので、

「リペアできる間はリペアしておいて、リペアできないサイズのヒビが発生したりリペアした場所が悪化してしまったらガラス交換」

という流れががお勧めです。

小さなヒビでも、急に悪化して大きく(長く)なってしまうケースも珍しくありません。特に冬場は低温でガラスが収縮するので悪化リスクが高い季節です。ヒビを発見したらできるだけお早めにご連絡ください。

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