BLOG 施工報告など

閉じてるヒビ割れ

本日は、スバル アウトバックのオーナー様より飛び石傷のリペアご依頼。

2カ月前くらいにできてしまったそうですが、拝見すると・・・

ヒビは全体が1.5cm程度で、一般的なヒビ割れパターンの1つに見えますが…

…??

何か違和感…

ルーペで拡大して見ると

やっぱり!(-.-)

フロントガラスにヒビができると、ガラス内部に発生した隙間は「黒」く見えます。

でも、斜め右下に伸びている黒いヒビ、付け根の部分(衝撃点に繋がる部分)が透明になっていて、黒いヒビが本体から離れているように見えます。

この透明部分、一旦ヒビ割れが発生したもののすぐに閉じてしまって隙間が無くなり、まるでヒビが無いように見えます。

こうした“閉じちゃったヒビ”は、そのままリペアしてもなかなか樹脂が浸透していかないので、もう一度“ヒビを開く”作業を行って樹脂が入りやすくする必要があります。

…が、慎重に作業しないと一気にヒビが伸びてしまう危険な作業。

経験値(慣れ?)が必要な工程です (; ・`д・´)

また、運転席前だったので、なるべくヒビが見えにくくなる色の樹脂をチョイス。

あれこれ工夫して、施工後がこちら。

うーむ、バッチリ (^^)v

黒く見えていた隙間には全て樹脂が浸透し、わずかな白っぽい痕跡だけになりました。

樹脂が入ると強度が高まるので、ヒビ割れが進行するリスクは大幅に低減します。

視界に入っていた目障りなヒビが目立たなくなり、 車検もOK。

これで安心してお乗り頂けますね (^O^)/

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