BLOG 施工報告など
3.22022
助手席側に一直線のヒビ+チッピング

本日のウィンドウリペアご依頼は、メルセデスベンツ Gクラス のオーナー様。
助手席側に小さな飛び石ヒビが発生しているとのご相談です。

ピンボケしていてスミマセン…

白い点は「衝撃点」と言い、石が当たってガラスが砕けている場所。黒く一直線に見えているのがガラス内部に発生しているヒビです。
このタイプのヒビは「ストレート・ブレイク」と呼びますが、ヒビが伸びてしまうリスクが非常に高い危険なヒビであるうえに、直そうとしてもリペア樹脂がなかなか浸透しないという厄介な割れ方なんです (-_-;)
ヒビを発生させた衝撃点の左にも小さな白い点が見えます。これはヒビを伴わない表面だけの欠け「チッピング」。チッピングだけであればそのまま手を付けなくてもいいのですが、今回はヒビの近くなので同時にリペアしてしまいましょう。
施工を始めると、心配した通りなかなか樹脂が入っていかない… (-.-)
ちょっとでも無理をすると悪化させてしまう恐れがあるので、祈るような気持ちで焦らず慎重に進めていきます。
少し苦戦したものの、60分ちょっとかかって無事にリペア完了しました!


ヒビもチッピングも綺麗に埋まりました (^^)/
飛び石ヒビを放置すると一気に悪化してしまうケースが多く、そうなるとガラス交換する以外の方法は無くなってしまいます。また、仮に悪化しなくても小さなヒビでも車検はNGなので、早めにリペアしておくに越したことはありませんね。
リペアを行うと内部の隙間が樹脂で固められ強度が高まるので、悪化リスクを低減させることができます。痕跡は残るものの見た目も改善され、硬貨で隠せる程度までのサイズであればほとんどのケースで車検も通るようになります。
飛び石被害に遭ってしまったら、できるだけお早めにご連絡下さい (‘◇’)ゞ
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。