BLOG 施工報告など
11.252023
直しにくい位置の凹み…
本日のデントリペアご依頼は、BMW MINIクーパー のオーナー様。
後席ドアにドアパンチ被害とのご相談です。
3cm弱のスジ状凹み。けっこう鋭く凹んでいます (>_<)
この位置の凹みは通常(というかこの車種以外は)窓枠からツールを差し込んで裏から押し出して直します。
窓枠からリペアできれば30分~1時間未満で直るかな、という感じ。
がしかし、MINIは内部に補強の骨や鉄板が多い車種で、この凹みも裏に補強の鉄骨があり、窓枠から入れたツールで押し出すことができません。
あと1cmでも左にズレてたら直せるのに… ( ;∀;)
ちょっとした位置の違いで「押せる」「押せない」が違ってきます。こればかりは実際にツールを差し込んで確認してみないと分かりません。
(なので、メールなどで「これ直せますか?」と言われても困っちゃうんです…)
裏から押せないならば表面から引き出す「プーリング」という方法もあるのですが、今回のような鋭い&表面に傷がある凹みは施工不可。
ということで、最後の望みとして、内張りを外してドア内部の鉄骨の隙間に薄いツールを差し込んで直せるか確認。
ちょうど外板と鉄骨が接着されている接着剤の場所に凹みがあるという状況。非常に作業性が悪いですが、なんとか頑張ってみます (^^;)
内張り脱着含め2時間くらいかかってしまいましたが、どうにかリペアすることができました (^^)/
デントリペアは、凹みと内部構造との兼ね合いで施工可否が決まります。したがって、必ずしも「小さな凹みだから簡単」「大きな凹みだから直せない」というわけではありません。
今回は小さめの凹みだけれど凄く難しいケースでした。
デントリペアで直せる凹みであれば、オリジナル塗装を保ったまま凹みだけ消すことができます。
塗装傷の無い小さな凹みでお困りでしたら、まずはお気軽にご相談下さい。
知ってて良かった、デントリペア♪
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